テレワークになったので東京から埼玉に引っ越して、さらに地方でワーケーションを試してみる話
あらすじ
勤務先がリモートワークを恒常化したので都内から埼玉へ引っ越した結果、なんかお金が余るようになったよ!
※詳しくは前回の記事へ
bubuzuke-mogmog.hatenablog.com
今回は、それからさらに埼玉を飛び出し、京都でワーケションを開始するまでを書いてみるよ。
なんちゃってノマド生活を体験
浮いた予算を使えば、最初に検討していたようなリゾート、観光地でのリモートワーク生活が体験できるのでは?
初めはこんな軽い気持ちで試しに京都のホテルを検索してみた。
すると、急激な需要減による値崩れが激しく、めちゃくちゃ安くなっていた。
京都駅徒歩3分、去年出来たばかりの駅前のビジネスホテルでこんな感じ。
あれっ、これは思ったよりも低予算で京都に滞在できてしまうぞ?
というわけで気づいたら1週間くらいの宿泊予約を確定していた。
ホテルで仕事をしながら生活する、いわゆるノマド生活、むしろワーケーションというやつのスタートである。
ホテルでの仕事環境ってどうなの?
さて、ワーケションを始めるにあたって気になるのはホテルでの生活が仕事に耐えられるのかどうかである。
「ホテルのwifi速度って大丈夫なの?」
「京都にいますって言ったら会社の人にヒソヒソされない?」
などなど・・・
結論から言うとめっちゃぜんぜん仕事できた。むしろ快適。
ビジネスホテルを名乗るだけあって、ホテルのwifiの速度はテレカン(いわゆるリモート会議)をしていても十分に使えるレベル。
お昼にちょっとだけ離席する時間を確保すれば、ベッドメイクに掃除付き。
今日は一日集中したい!ってときは「入らないでねっ」て札を出しておけば静かにしててくれる。
僕が旅慣れていることもあり、ホテル泊に慣れていることもあるけど・・・
これは良い!
会社の人の反応?
「京都良いですねー!私はいま高山にいます。」
「昼間は街に下りて仕事して、夜は山の上で生活してます!」
適応力が高すぎる弊社の社員達である。
本当に仕事ってどこでもできるんだなー。
忘れ物にはご注意を!
ワーケション初日にPCのアダプタを埼玉に忘れてきたことに気づいて、京都ヨドバシに走るという失態を犯した。どれだけネット環境が整っていても、バッテリーが切れてしまえばパソコンはただの箱である。
幸い京都ヨドバシにアダプタの在庫があったので、ワーケションがただのバケーションに化けてしまう事態だけは避けられた。ここが京都駅前で良かった。
忘れ物はともかくとして、急な故障とかへの備えとかは必要かもしれないなー。
ワーケションを試してみた結果
えっと 。。。
家・・・必要なくね?
コロナ禍ゆえの制限
時は2021年はじめ、自粛まっただなか。
ここ京都でも、自粛要請を受けて20:00になるとあらゆる飲食店が閉店してしまうという事態に直面していた。
あれ?20:00以降に飲食店閉まってたら食事できなくない?
そうなのだ。
仕事が終わって外に出ると、すでに街は暗くなっていて夕飯難民になってしまうのだ。完全に快適なワーケション生活だったが、 これだけはいかんともしがたく困った。コンビニがあるのでなんとでもなるっちゃなるのだが、毎日はツライ。
そんな折、京都に住む友達が「じゃあうちのキッチン使って良いよー」と救いの手を差し伸べてくれた。
彼女とは共通の趣味を通じたネット仲間のオフ会で知り合って仲良くなった。 何かとウマが合うのか、時々一緒に出掛けたり、僕がフラっと京都に訪れると、こうして相手をしてくれたりしている。
「いく!」
二つ返事で、彼女の家に転がり込んだ。
ちなみに彼女は基本的に料理をしない。
僕の料理戦闘力を100とすると、彼女は3。
いわゆる「破滅飯」で生活している限界OLである。
僕が料理を作って分け与える事で、win-winの関係となる(と思っている)。
こうして、昼はホテルで仕事をして、夜は友達の家で食事を作り、終電前にホテルに帰る、そんな奇妙な生活が始まるのだった。
何を隠そう、彼女が後々の「同居人ちゃん」である。
つづく。
→次記事
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テレワークになったので東京から埼玉に引っ越してみた話
あらすじ
新型コロナウィルスが流行り出して間もなくの2020年はじめ。
勤め先の会社が「コロナ対策」という表向きの名目を掲げ、実際は「おもしろそうだから」くらいのノリで期間限定で全社員半強制リモートワーク移行を通達してきた。
ネット企業であるため、開始からほどなくして「業務に何ら支障なし。むしろ効率的である。」との評価が下され、社長から「今後コロナとか関係なく会社の恒久的な仕組みとしてリモートワークを正式導入するかんな!」と宣言された。
この時点でリモートワーク移行から半年。
当初こそ「そうは言っても出社することもあるかもしれない」と様子を見ていたものの、続けるうちに「もはや会社に行く必要など一切なし」との確信を得るに至り、通勤もしないのに家賃の高い東京になんて住んでいられるかー!ということで、東京から郊外に引っ越すことにきめた。
筆者のスペック
ここで僕について簡単にご紹介。
・30代後半
・都内IT企業勤務
・都内在住(→引っ越し検討)
・独身
・趣味は旅行と料理
思い切りの良さと行動力には、ちょっとだけ自信がある。
引っ越し先の選定
「どこでも働ける」となると引っ越し先の選定は本当に自由である。
・熱海の温泉付きマンションを購入して移住
・軽井沢の別荘向けリゾート物件に定住
・夏は北海道、冬は沖縄のノマド生活
などなど。夢が広がるなー。
とはいえ、まぁまだ不安もある。
ずっと都内に住んでたのにいきなり田舎の不便に耐えられる?
いうて会社のルールだってまだ十分に議論されてないよね?やっぱり出社とか言われたりしない?
・・・そんなわけで日和った結果、ほどよく安く、ほどよく便利、ほどよく東京に近い「埼玉県さいたま市」に引っ越すことにした。
快適物件
都内に住んでいた時と引っ越し後の変化をご紹介。
・家賃15万→家賃13万
東京ってやっぱり家賃が高い!
オリンピックで地価も上がり、コロナ禍にあっても値下がりする気配がなかったもんなぁ。
郊外バンザイ。
・1LDK→2LDK
リモートワークで大事なのは仕事環境を家に整えること。
リビング、寝室、仕事部屋で1部屋ずつ。
念願の仕事部屋ができたぞ!
・40平米→60平米
家賃が下がったのに面積が増えただと・・・!?
収納倍増。
脱衣所が広くなり、洗濯機をドラム式洗濯乾燥機に変更。干さないって最高。
引っ越しに際し液晶テレビから有機ELテレビにするなどいろいろ買い替えたけど、一番衝撃的な買い物は洗濯機だった。
→参考記事
bubuzuke-mogmog.hatenablog.com
・通勤時間 片道15分→60分
出社するのに60分かかるようになってしまった。
しかし出社する機会なんてほぼ0なのでデメリット無し。
とにかく家が広すぎて快適!
さっそく遊びにきた友人には「実は妻子がいる?」と疑われたほど。
ネット環境構築の戦い
新居のインターネット環境が整ってなさすぎることに引っ越し後に気づくというハプニングが起こった。リモートワーク民にとっては致命傷である。
これは本題から少しそれるので別記事にまとめてみた。
bubuzuke-mogmog.hatenablog.com
まさかと思うかもしれないが、本当に誰にでも起こりうる罠なので、引っ越しを検討している全ての人に気を付けてほしい。
埼玉に数か月住んでみた結果
・家賃って大きいよね
やはり家賃分の固定費が2万円減るのはでかい。
・外食がほぼゼロになり自炊割合が増えた
通勤時間がゼロになって時間に余裕ができたのと、緊急事態宣言で飲食店が開いていなかったため、自炊をよくするように。
自身のダイエット的な意味でも良かったかもしれない。
・埼玉べつに不便じゃないな
近所のスーパーの食材も安いし、大宮か新都心のコクーンで何でも揃う。
・旅行に行かなくなった
これはまぁコロナの影響だったりもする。
→結果、なんか月末に金が余る。
浮いた予算を使って、最初に検討していたようなリゾート、観光地生活も体験できるのでは?
つづく。
この後さらに調子に乗って、京都移住を画策し始めます。おたのしみに。
→次記事
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