テレワーク民が東京から京都へ移住する話

生まれも育ちも関東な社畜が、リモートワーク導入をきっかけに京都へ移住してみた。

テレワークによって京都へ移住した僕が、ルームシェアという選択肢について語る

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あらすじ

2021年、会社がテレワークを本格導入したことに伴い、京都へ移住したよ。

2022年春、新生活を始めた皆様にあらためて僕の選択を紹介するよ。

 

最初から読む(1話)→

bubuzuke-mogmog.hatenablog.com

2021年をまとめた話→

bubuzuke-mogmog.hatenablog.com

 

京都の蔓延防止措置も明け、一筋の光が見え始めた昨今ですが、みなさま良いリモート生活を送っていますでしょうか?

 

改めまして僕は、2021年に完全リモートワークになったことをきっかけに、紆余曲折を経て、長く住んだ東京から京都に移住してきました。

新生活を迎えたばかりの皆様に向けて、リモートワーク、そして移住とルームシェアという選択肢について語ってみようと思います。

 

 

リモートワークという働き方は最高だ

過去に記事にした通り、僕の勤める会社は現在、恒久的なリモートワークになった。

社員からの評判も良く、もはや出社を必須とする体制には戻れない。

仮にコロナ禍が終わったとしても、出社ペースは数ヶ月に一回程度のままだ。

 

新しい働き方に関して、最初は一部で戸惑いや混乱も見られたことは事実だ。

しかし、いざ蓋を開けてみれば、それらは「不慣れ」に起因する問題でしかなく、慣れてしまえば新しい働き方の中で、解決策を見出していけた。

 

たとえば「直接会わないとコミュニケーションが深まらない」といった心配をよく耳にするが、その一方で、社内チャットツールが大活躍したり、データや図を活用したコミュニケーションが増えたり、業務上のコミュニケーションは効率化が促進され質が良くなったとさえ感じる。

対面でよくあった「なんだかよくわからないけど、とりあえず集まって話そう!」みたいなノリに煩わされたり、その場の勢いや声の大きさに判断が惑わされるような事態もなくなったので、むしろめっちゃ仕事が捗るまである。

 

また、「他人の目がないとサボってしまう」という心配も良く耳にする。

僕はハッキリ言って、もちろんサボる。

眠い時は寝るし、煮詰まったら外出したり、やりたい放題だ。

でも、よくよく考えると、絶対その方が絶対効率が良い。(もちろん、職種によると思うが・・・)机の前でウンウン唸るだけが仕事じゃないのだ。要はやることやっておけば良いのである。実際、2021年はボーナスをいっぱいもらった。

机に向かっていた時間は過去最低だったが(笑)、勤務評価は過去最高だった。

 

ルームシェアという選択

もともと一人の時間が大好きだった僕にとって、同居人と一緒に暮らすとしんどい事もあるのだろうと思っていたけど、全然そんなことなかった。

価値観の近い同居人だから根本的に楽ってのもあるんだけど、結局僕は根っからの自由人なので、環境に左右されるというより、同居人がいるという環境の中で自由にしているのだ。

 

そうなるとあまりデメリットがない。

一緒にいたい時は一緒にいるし、別々に行動したい時は別々に行動するだけ。

「同居人と一緒にいる」という新しい選択肢が生まれた分、むしろ「自由の幅が広がった」とさえ感じている。

たとえば、1人だと行きにくい、ちょっと良いお店に行くことができたりする。

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そういえば、ルームシェアをすると家事の分担とかで喧嘩をする人も多いと聞く。

僕の同居生活は、料理も掃除もゴミ出しもご近所付き合いも、だいたいの家事は僕が担当している。世間一般からすると「分担割合どうなってるんだ!?」という感じかもしれない(笑)

 

まぁでも、僕はリモートワークでずっと家にいるし(同居人ちゃんは毎日出勤している)、もともと料理とかは好きなので特に負担に感じていない。

むしろ今までは自分のためだけにやっていたことが、他人のためにもなるという付加価値が生まれたと考えると、お得感まである。料理する人には伝わると思うけど、食べてくれる人がいた方が作りがいがあるんだよね。

僕も同居人ちゃんも、お互いQOLが上がったなと感じている今日このごろである。

 

移住&ルームシェアの経済的合理性はあったのか?

以前の記事で、移住&ルームシェアの決め手として経済的合理性をあげた。

実際に生活してみてどうだったのかと言うと、

めっちゃお金あまる。

経済メリットすごい!

やっぱり家賃などの固定費が減らせるのはとてつもなく大きい。

そもそも家賃相場が東京より安いのに、同居人と折半でさらに安くなる。

食費や、電気ガス水道も、2人で住んでるからといって単純に2倍になったりしないから、すごく割安になる。(ただし、家がクソ広い上に同居人ちゃんが寒がりのせいで、冬の暖房代だけは高くついたが)

まぁとにかく、生きてるだけでかかるお金が月数万くらい浮く。

 

そして、お金が余ると私生活が充実する。

僕も同居人ちゃんも旅行が好きなので、ここぞとばかりにお互い出掛けてばかりいる。(もちろん密にならないようにして、消毒マスク手洗いワクチン接種等の感染症対策はちゃんとしている)

アドベンチャーランドでパンダ見たり、カニカニエクスプレスで城崎行ったり、しまかぜで伊勢参りしたり、琵琶湖でビアンカ号に乗ったり、天橋立で股のぞきしたり、関東に住んでいたら行ってなかったであろう場所へ行きまくっている。

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ちなみに今度はホテルニューあわじに泊まってこようと思う。楽しみだ。

 

京都に住むということ。

とにかく、東京のみんなから羨ましがられる。

リモート会議では毎回ちょっとした注目の的で、移住から一年が経とうとしてる今でもまだ「京都良いですねー」なんて話題になる。

僕が京都に住んでいると言うことを、なぜか「初めまして」の人まで知っていてびっくりするほどだ。

 

そして、同僚や友人の何人かは、京都にまで会いに来てくれた。

というより「京都旅行に来たついで」にウチに寄ってくれた。

待ってるだけで入れ替わり立ち替わり友達が来てくれるっていうのは、他の郊外都市ではなかなか無いことなんじゃないかな。下手したら東京に住んでリモート生活しているより、人に会っているかもしれない。

京都すごい。

 

京都に住んでるとあまり京都に行かなくなる

京都というところは素晴らしいところだ。

神社仏閣に自然もあるし、車がなくても生活できるレベルには都会だし、美味しいものも多い。京都に住むってことは、さぞ毎日あちこち行って楽しむんだろうなー。

なんて思っていた時期が僕にもありました。

実際は、いつでも行けると思うと「まぁまたこんど行けば良いか」ってなっちゃう。

京都の名店でアレコレ食べたいとか思ってたのに、なんか回転寿司とか牛丼とかサイゼにばかりいってしまうんだよな・・・

 

神社仏閣に散歩ついでに寄ることはあるけど、かつて京都に感じていた非日常感はなくなってしまった。ただの散歩コースなのだ。

僕はもうmy favorite thingsを聴いてもときめけないのかもしれない。JR東海そうだ 京都、行こう。」CMソング

そう思うと、少し寂しくもある。

 

移住って実は簡単だった

移住をする前はいろいろ考えたりしていたけど、実際に移住をしてみると実はぜんぜん簡単だった。

結局、コンビニもユニクロもドンキもマクドもある。

日本だし。

蓋を開けてみれば実にあっさり日常生活に溶け込むものだ。

日本だし。

みんなもっと雑に移住すると良いと思う。

 

つづく。

 

ツイッターもやってます→京都に住みたいリモワ民 (@bubuzuke_mogmog) | Twitter

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