リモートワーク民が東京から京都へ移住する話

生まれも育ちも関東な社畜が、リモートワーク導入をきっかけに京都へ移住してみた。

リモートワークによって京都へ移住した僕が、ルームシェアという選択肢について語る

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あらすじ

2021年、会社がリモートワークを本格導入したことに伴い、京都へ移住したよ。

2022年春、新生活を始めた皆様にあらためて僕の選択を紹介するよ。

 

最初から読む(1話)→

bubuzuke-mogmog.hatenablog.com

2021年をまとめた話→

bubuzuke-mogmog.hatenablog.com

 

京都の蔓延防止措置も明け、一筋の光が見え始めた昨今ですが、みなさま良いリモート生活を送っていますでしょうか?

 

改めまして僕は、2021年に完全リモートワークになったことをきっかけに、紆余曲折を経て、長く住んだ東京から京都に移住してきました。

新生活を迎えたばかりの皆様に向けて、リモートワーク、そして移住とルームシェアという選択肢について語ってみようと思います。

 

 

リモートワークという働き方は最高だ

過去に記事にした通り、僕の勤める会社は現在、恒久的なリモートワークになった。

社員からの評判も良く、もはや出社を必須とする体制には戻れない。

仮にコロナ禍が終わったとしても、出社ペースは数ヶ月に一回程度のままだ。

 

新しい働き方に関して、最初は一部で戸惑いや混乱も見られたことは事実だ。

しかし、いざ蓋を開けてみれば、それらは「不慣れ」に起因する問題でしかなく、慣れてしまえば新しい働き方の中で、解決策を見出していけた。

 

たとえば「直接会わないとコミュニケーションが深まらない」といった心配をよく耳にするが、その一方で、社内チャットツールが大活躍したり、データや図を活用したコミュニケーションが増えたり、業務上のコミュニケーションは効率化が促進され質が良くなったとさえ感じる。

対面でよくあった「なんだかよくわからないけど、とりあえず集まって話そう!」みたいなノリに煩わされたり、その場の勢いや声の大きさに判断が惑わされるような事態もなくなったので、むしろめっちゃ仕事が捗るまである。

 

また、「他人の目がないとサボってしまう」という心配も良く耳にする。

僕はハッキリ言って、もちろんサボる。

眠い時は寝るし、煮詰まったら外出したり、やりたい放題だ。

でも、よくよく考えると、絶対その方が絶対効率が良い。(もちろん、職種によると思うが・・・)机の前でウンウン唸るだけが仕事じゃないのだ。要はやることやっておけば良いのである。実際、2021年はボーナスをいっぱいもらった。

机に向かっていた時間は過去最低だったが(笑)、勤務評価は過去最高だった。

 

ルームシェアという選択

もともと一人の時間が大好きだった僕にとって、同居人と一緒に暮らすとしんどい事もあるのだろうと思っていたけど、全然そんなことなかった。

価値観の近い同居人だから根本的に楽ってのもあるんだけど、結局僕は根っからの自由人なので、環境に左右されるというより、同居人がいるという環境の中で自由にしているのだ。

 

そうなるとあまりデメリットがない。

一緒にいたい時は一緒にいるし、別々に行動したい時は別々に行動するだけ。

「同居人と一緒にいる」という新しい選択肢が生まれた分、むしろ「自由の幅が広がった」とさえ感じている。

たとえば、1人だと行きにくい、ちょっと良いお店に行くことができたりする。

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そういえば、ルームシェアをすると家事の分担とかで喧嘩をする人も多いと聞く。

僕の同居生活は、料理も掃除もゴミ出しもご近所付き合いも、だいたいの家事は僕が担当している。世間一般からすると「分担割合どうなってるんだ!?」という感じかもしれない(笑)

 

まぁでも、僕はリモートワークでずっと家にいるし(同居人ちゃんは毎日出勤している)、もともと料理とかは好きなので特に負担に感じていない。

むしろ今までは自分のためだけにやっていたことが、他人のためにもなるという付加価値が生まれたと考えると、お得感まである。料理する人には伝わると思うけど、食べてくれる人がいた方が作りがいがあるんだよね。

僕も同居人ちゃんも、お互いQOLが上がったなと感じている今日このごろである。

 

移住&ルームシェアの経済的合理性はあったのか?

以前の記事で、移住&ルームシェアの決め手として経済的合理性をあげた。

実際に生活してみてどうだったのかと言うと、

めっちゃお金あまる。

経済メリットすごい!

やっぱり家賃などの固定費が減らせるのはとてつもなく大きい。

そもそも家賃相場が東京より安いのに、同居人と折半でさらに安くなる。

食費や、電気ガス水道も、2人で住んでるからといって単純に2倍になったりしないから、すごく割安になる。(ただし、家がクソ広い上に同居人ちゃんが寒がりのせいで、冬の暖房代だけは高くついたが)

まぁとにかく、生きてるだけでかかるお金が月数万くらい浮く。

 

そして、お金が余ると私生活が充実する。

僕も同居人ちゃんも旅行が好きなので、ここぞとばかりにお互い出掛けてばかりいる。(もちろん密にならないようにして、消毒マスク手洗いワクチン接種等の感染症対策はちゃんとしている)

アドベンチャーランドでパンダ見たり、カニカニエクスプレスで城崎行ったり、しまかぜで伊勢参りしたり、琵琶湖でビアンカ号に乗ったり、天橋立で股のぞきしたり、関東に住んでいたら行ってなかったであろう場所へ行きまくっている。

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ちなみに今度はホテルニューあわじに泊まってこようと思う。楽しみだ。

 

京都に住むということ。

とにかく、東京のみんなから羨ましがられる。

リモート会議では毎回ちょっとした注目の的で、移住から一年が経とうとしてる今でもまだ「京都良いですねー」なんて話題になる。

僕が京都に住んでいると言うことを、なぜか「初めまして」の人まで知っていてびっくりするほどだ。

 

そして、同僚や友人の何人かは、京都にまで会いに来てくれた。

というより「京都旅行に来たついで」にウチに寄ってくれた。

待ってるだけで入れ替わり立ち替わり友達が来てくれるっていうのは、他の郊外都市ではなかなか無いことなんじゃないかな。下手したら東京に住んでリモート生活しているより、人に会っているかもしれない。

京都すごい。

 

京都に住んでるとあまり京都に行かなくなる

京都というところは素晴らしいところだ。

神社仏閣に自然もあるし、車がなくても生活できるレベルには都会だし、美味しいものも多い。京都に住むってことは、さぞ毎日あちこち行って楽しむんだろうなー。

なんて思っていた時期が僕にもありました。

実際は、いつでも行けると思うと「まぁまたこんど行けば良いか」ってなっちゃう。

京都の名店でアレコレ食べたいとか思ってたのに、なんか回転寿司とか牛丼とかサイゼにばかりいってしまうんだよな・・・

 

神社仏閣に散歩ついでに寄ることはあるけど、かつて京都に感じていた非日常感はなくなってしまった。ただの散歩コースなのだ。

僕はもうmy favorite thingsを聴いてもときめけないのかもしれない。JR東海そうだ 京都、行こう。」CMソング

そう思うと、少し寂しくもある。

 

移住って実は簡単だった

移住をする前はいろいろ考えたりしていたけど、実際に移住をしてみると実はぜんぜん簡単だった。

結局、コンビニもユニクロもドンキもマクドもある。

日本だし。

蓋を開けてみれば実にあっさり日常生活に溶け込むものだ。

日本だし。

みんなもっと雑に移住すると良いと思う。

 

つづく。

 

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【2021年まとめ】京都に移住してみた

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あらすじ

いろいろあったけど無事に京都に移住したぞ!

移住から約半年。2021年の年の暮れに移住後の生活を振り返ります。

 

最初から読む(1話)→

bubuzuke-mogmog.hatenablog.com

京都に引っ越す話(7話)→

bubuzuke-mogmog.hatenablog.com

 

皆様お久しぶりです。

新生活にかまけてブログをさぼってしまっていたので、年の暮れに2021年まとめとして実際に京都に移住してみたトピックスをまとめてみようと思います。

 

 

京都のゴミ収集システム複雑すぎ問題

社会人になって以来、ずっと東京でマンション生活だった僕。

ゴミは24時間捨て放題、燃えるゴミも資源ごみもなんとなくそこらへんにまとめておけば、管理人さんがよろしい感じに捨ててくれるという生活しかしたことがない。

 

一方、京都ではなんやかんやあって初めての一軒家暮らし。

どこにどうやって捨てに行けばいいのか、引っ越し前から不安で仕方がなかった。

 

なんせ、市のサイトを調べてみても「詳細は各自治体のルールに従ってください」としか書いてないのだ。

それならと、自治体(京都では町ではなく学区単位で区分けされるらしい)のことを調べようと思っても、サイトはおろか紙媒体の情報すら見つからない。

普通は区役所とかでルールをまとめた冊子をもらえたりするよね?

 

近所の人に聞いてみたところで、ご近所にはお年寄りしか住んでいない状況。

体系立てて説明するのが下手くそなおじいちゃんから思いつくままに口頭で説明を受けても、情報がいったりきたり過不足ありまくりで、まるで意味が分からない。

必死にメモしながら聞いたところで、その情報が正解なのか否かも確かめようがなく・・・。

 

そんなこんなで「燃えるごみは〇曜日に自宅の前に置いといてください」って言われたたから信じて自宅の前に出してみたら、指定時間を過ぎてもゴミが回収されないなんて事件も起きた。

(後でわかったことだが、結局これは自分の家にしばらく人が住んでいなかったので、ゴミ収集車の人が巡回の際に見落としただけらしい)

 

ほとほと困り果てたので、とりあえず区役所のゴミ担当の部署の人のところに直接行って説明してもらうことにした。

 

本音と建て前が積み重なった説明に困惑

市役所の人のまわりくどい説明をまとめると、以下の通りだった。

 

・燃えるごみは1日2袋くらいまでにしてください(でも5~6袋でも大丈夫です)

・プラスチックは燃えるゴミとは別の日に回収するので、分けて指定の場所に出してください(でも燃えるゴミで出してもいいです)

・雑がみ回収では段ボールは持って行きませんので、コミュニティ回収に出してください(でも出してあれば持って行きます)

 

本音と建て前の狭間で戸惑う僕!

まったくこれだから京都は・・・。

とりあえず、(ご近所にどう思われるかどうかはおいといて)収集業者自体は割と柔軟に持って行ってくれることは理解した。

紆余曲折の末、ちゃんとゴミが捨てられるようになったゾ。

 

テレビ番組が違う

当たり前だが、テレビの放送局が東京と全然違う。

頭では理解していても、体験してみると新鮮である。

 

まず、関西のどの局が東京のどの局に対応してるのかさっぱりわからない。

Twitterのタイムラインが孤独のグルメの話題で盛り上がってたから、僕も見ようとテレビをつけたら「テレ東ないじゃん!」みたいなことになる。

ちなみに孤独のグルメテレビ大阪でやってるんだけど、よくよく調べてみたら関東と放映日が違った。今はネットでも見られるからそれほど不便ではないけど、これが地方住みの悲しさか・・・。

 

あと、スポーツニュースで阪神のことしか話してなくて本当に笑う。

僕の偏見かもしれないけど、露骨に100%阪神でびっくりした

ちなみに僕の地元は埼玉なので西武ライオンズが本拠地だけど、そこまで話題になることはない。

 

知らない有名人が幅を利かせてる

ある日、同居人ちゃんが「宇都宮まきが結婚したんやって!」って朝から大騒ぎしつつお知らせしてくれた。

普段は芸能人の結婚などみじんも興味もない同居人ちゃんが朝から大騒ぎするなんてよほどのことだ。

よくわからなかったので、誰が結婚したのか名前を聞き返してみたんだけど、聞き返しても誰のことかわからない。

 

どうやら吉本の有名な人?のようで、関西では一大事らしい。

 

ぼく「どちらさま?」

同居人ちゃん「せやねんの人やで!」

ぼく「せや・・・ねん?」

同居人ちゃん「土曜の昼にやってる情報番組的なやつ!」

ぼく「あー、王様のブランチ的なやつか!」

同居人ちゃん「え?王様のブランチってなに?」

全く嚙み合わなくて笑う。

 

怒涛の回覧板地獄

先述のとおり、引っ越しにあたり町内会にちゃんと入ることにした。

対応をミスると村八分に合う(と勝手に想像している)京都の恐ろしいご近所づきあいの第一歩である。

 

最初に回ってくる仕事といえば、そう。回覧板だ。

回覧板なんて子供の頃に見た以来だよ・・・。

ネット全盛の例話の世に、まだ生き残ってるんだね。

 

この回覧板というやつ、恭しく回ってくる割に内容がまったく薄い。

緊急性も重要性も低く、大概の情報は見ても見なくても生活に支障がない。

2021年で僕が受け取った回覧板の中で、怪文書ランキングNo1だったのは「〇〇の情報は回覧板で回しません」というのが回ってきたこと。

それはもうその時点でその情報をまわしちゃった方が早いのでは?って宇宙猫顔になった。

 

そのくせ、やたら頻度が高く回ってくる。

特に初めの週は怒涛の勢いで、一週間の間に4回も回覧板がきた。

うちの隣は蕎麦屋さんなので、朝は仕込みで忙しそう、昼は人がたくさん、夜は(当時は緊急事態宣言中だったため)早々に閉めてしまうので空いていないという感じで、お客さんが引いたタイミングを見計らって回しにいくのがとても大変だ。

 

そういえば12月30日という年の瀬にも空気読まずに回ってきた。

蕎麦屋さんが最も忙しい日である。

そんな日に回覧をまわすのも気が引けるが、ここで留めてしまうと次に渡せるチャンスは正月休み明けとなってしまう。僕が悪者になって留めておけば蕎麦屋さんに余計な手をかけさせずに済むわけだが・・・うーむ。

正解がわからず、未だに回覧板は玄関に置きっぱなしになっている。

 

とにかく、こんな古いシステムは一刻も早く廃止してほしいものである。

 

祇園祭にいったぞ!

せっかく京都に住んだので、祇園祭に顔を出した。

今年はコロナ禍のため縮小開催ということだったけど、様々な形をした鉾や山は圧巻だった。

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祇園祭

なんか京都の一軒家、玄関先になんかみんな吊るしてるなーとずっと思ってたんだけど、あれ、祇園祭で買える「粽(ちまき)」っていうやつだったんだな!

同居人ちゃんから「祇園祭ちまき買っておいで」って言われたとき、初めは何だか分からずてっきり食べ物のことかと思ってしまったw

 

玄関に飾ってみた。

これでかなり京都人の仲間入りをしたぞ!!

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地蔵盆に初参戦

コロナ禍で様々なイベントが打撃を受けた。

オリンピックの無観客開催に始まり、先の祇園祭の縮小開催など枚挙にいとまがない。

 

京都も例外でなく、観光客は激減しお祭りやイベントごとは中止か大幅な縮小開催となっていた。

そんなか、なぜか他の祭と違って地域の人たちが断固開催を曲げないイベントがあった。

地蔵盆というやつだ。

(そういえば以前友人も京都独自の風習がある的なこと言ってたな)

 

スーパーに行けば専用のお菓子コーナーが設けられ、回覧板では「コロナ禍で様々なイベントが縮小されていますけど、地蔵盆はやります」みたいな怪文書まで送られてきた。

いったい何が京都人をそこまで地蔵盆に駆り立てるのか!?

 

地蔵盆という風習を見たことも聞いたこともない僕は、何が起こるのかサッパリわからないので、町内会長さんのもとへ聞きに行ってみた。

「お寺さんを呼んでお地蔵さんにお経をあげてもらうんです。お菓子とかはこっちで用意するので、参列してくれるだけで良いんで当日の朝に集合してください。」

・・・へぇ~。

 

実際参列してみたけど、ほんとお坊さんがきてモニョモニョして解散するだけだった。

いったい何が京都人をそこまで地蔵盆に駆り立てるのか!?

 

結局、2021年は謎のまま終わって行ったのであった。

 

・・・ということで、語り始めるとエピソードがたくさんですが、全て書いていると2021年も終わってしまうので、いったん締めようかと思います。

みなさん良いお年を!!そして、2022年もよろしくお願いします!

 

つづく。

 

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物件契約が終わったので京都に移住する話

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あらすじ

職場がリモートワークを恒久化したので、京都へ移住しようとしている僕。

紆余曲折を経てやっと引っ越すぞ。

 

最初から読む(1話)→

bubuzuke-mogmog.hatenablog.com

京都移住に向けて準備する話(7話)→

bubuzuke-mogmog.hatenablog.com

 

新居の掃除をするぞ!

鍵を貰い、やっと大家さんの監視の目がない状態で新居を見ることができた僕は、まず全ての状態をチェックすることにした。

初めにチェックがてら部屋中の写真を撮っておくと、退去時のトラブルが避けられるのでお勧めだ。

 

今回は戸建てを借りたので、よくマンションを借りるときに管理会社が入れてくれるような業者によるクリーニングが入っていなかった。

契約時にも確認していたので承知の上ではあったのだけど、

いや・・・それにしても、思った以上に汚いな・・・。

 

大家さん「私が定期的に掃除してたから綺麗です」

僕「そうなんですねー!」

 

のんきに「そうなんですねー!」とか言ってる場合じゃなかった。

よくよくチェックしてみると、換気扇のフィルタが埃だらけだったり、段差の影が汚れまみれだったりと、「見えてる範囲」と「手の届く範囲」しか掃除されていなかったのが丸わかり。

パッと見大丈夫そうだったので安心してしまったが、契約を遅らせてでも、業者のクリーニングは入れてもらうべきだったと痛感した。

 

仕方なく自分で大掃除をすることにした僕だった。

 

全力で防虫するぞ

戸建てのデメリットの中でも一番と言っても過言ではないのが、虫との戦いである。

僕は田舎出身なので、家に虫が出ること自体は慣れっこではあるのだが、それゆえに防虫の大変さをよく知っている。

 

とにかく部屋中にバルサンを焚き、侵入経路となりそうな隙間を様々なグッズを活用して封鎖。

エアコンのダクトまでしっかり塞ぎ、網戸やベランダに防虫グッズを吊るしまくり、影という影にゴキブリ退治の薬品を置いていく。

科学の力総動員である。

 

これだけやって、せいぜい効果は数か月といったところなのではあるが・・・

まずはこの夏を乗り切ることが目標だ。

 

友達にも参戦してもらって大掃除

手の届く範囲から掃除を開始したものの、家が広すぎる&いろいろと汚れすぎていて、とてもじゃないが一人では掃除しきれる気がしない。

同居人ちゃんは、なぜかトイレなどの水回りにだけは強い執念を持って念入りに掃除してくれるものの、基本的に手際が悪いので早々に戦力外通告である。

このままでは埒が明かないので、近所に住む友人を召喚することにした。

 

なぜか掃除用具フル装備でノリノリで来てくれた友達。

 

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埃だらけの換気扇をバラして洗い、油だらけのシンクを拭き上げ、カビだらけの水回りをカビキラーで退治していく。

更に、すべての畳を水拭きと乾拭きでピカピカにしてくれた。

 

・・・持つべきものは働き者の友人だな!

 

仕上げに100万円の机やいらない家電など、大家さんが残置していった邪魔な家具達をバラバラにして収納にぶち込んで

はー、スッキリ!

 

やっと新居が人が住めるレベルに到達したぞ! 

 

引っ越しの準備をするぞ

部屋の掃除と並行して、引っ越し業者を探すことにした。

埼玉県から京都府への長距離移動なので、それなりに値は張るんだろうなーと思いつつ、いくつかの引っ越し業者に見積もりを依頼してみた。

 

結果

A社:20万円超

B社:20万円超

C社:20万円超

 

・・・数万円で済むはずがないとは思っていたが、まさか20万円を超えてくるとは。

さらに、ドラム式洗濯機有機ELの大型テレビは、保険やら特別料金やらがかかることもあるらしい。

 

色々交渉をしてみたが、大手はあまり値引きをしてくれなかった。

関西を拠点にするマイナーなC社だけが交渉に乗ってくれて、ちょうど関西から関東への引っ越し案件があるので、その帰りに僕の荷物を載せて帰ってくる形であればコストカットして15万円でやってくれるという連絡があった。日付と時間はC社の指定日になるが、僕としては万々歳だ。指定日が平日であるのも、それはそれで美味しい。

さっそく有給を申請して、C社に申し込みをしたのだった。

 

荷造りするぞ

今まで住んでいたマンションを引き払うため、埼玉に戻って荷造りを始めた。

 

6ヶ月ほど住んでいたとは言え、半分以上はワーケーションに出たりしていたので、実際に部屋を使っていたのはトータルでも2~3ヶ月くらい。

さすがにほとんど汚れていなくて、あんまり掃除しなくていいから気が楽である。

そもそも前回の引っ越しから荷解きすら終わっていない箱すらある。そのまま京都に持って行けば良いだけだ。このために荷解きをしていなかったと言っても過言ではない(過言)

 

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僕自身の引っ越し熟練度も上がっているので、とてもスムーズに荷造りが進む。

 

そんなに短期間でまた引っ越しするのはもったいないと思うかもしれないが、どれだけ短期間でも京都に引っ越した方がコスパが良いんだから困る。引っ越し代とか考えても、すぐに元が取れてしまう計算だ。

 

唯一心残りがあるとすれば、ネット開通にあれだけの労力を費やしたことである。

なんだったんだあの苦労は・・・。

bubuzuke-mogmog.hatenablog.com

 

新居には大家さんが残置していった(邪魔な)家具があるので、自分が持っている大きくてダサい家具とかはなるべく捨てていくことにした。

まぁ持って行ったとして、共用部に置くと同居人ちゃんから「これはデザインがいけてないから置かないでくれ」と言われるのは目に見えていたし、ご近所への配慮がMAX必要な京都で粗大ゴミを捨てることになるより、適当に捨てられる埼玉で捨てていった方が効率がよさそうだったというのもある。

 

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しかし、3人掛けのソファをひとりで捨てるのは、ちょっとさすがにしんどかった。

同居人ちゃんに掃除の成果として報告したら「ゴリラ・・・?」と怯えられてしまった。

 

ついに引っ越すぞ

引っ越しは2日間にわたって行われることになった。

まぁ東京から京都へ車で移動するだけで1日仕事だからあたりまえか。

 

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夕方に埼玉で積み込みを行い、翌朝8時に京都の新居に集合というスケジュール。

ずいぶん弾丸スケジュールだなと思ってヒエっとなってたら、埼玉で積み込みしてくれたおっちゃんが

「埼玉から京都まで夜通しトラック走らせたあと、自分が翌朝に荷下ろしも来ます!」

って言っててちょっと引いた。

 命を大事にどうぞ。

 

引っ越しをするぞ

新居の前にトラックを停めようとしたところ、

家の前の道路が狭くてトラックが入れないという罠(京都あるある)にいきなりひっかかった。

仕方ないので、家から30mくらい離れた広い道に停めて、台車で往復してもらった。

引っ越し業者にはあらかじめ伝えてあったんだけど、こんなにも狭いとは思っていなかったようだ。

搬入作業を見守っていた僕だったが、大変すぎて申し訳ねぇという気持ちしかなかった。引っ越し屋のおじさんたち、本当にすまんかった。

 

搬入作業と並行して、備えつけの冷蔵庫と洗濯機を引き取ってもらった。(大家さんにあらかじめ処分する許可はいただいている)

追加コストはかかったけど、変に個別に粗大ゴミ業者呼ぶより楽でいいよね。

 

同居人ちゃんの引っ越し

多少ブラックな労働環境も垣間見えたが、なかなか丁寧な引越屋さんだったので、同居人ちゃんの家の引っ越しも同じC社にお願いすることになった。

近距離なので僕の時よりはだいぶ安いけど、それでも3万円。

同じ市内(というか区内)でそんなに取られるのもなんだか癪だが、どれだけ近くても、トラックを出動させるとそのくらい値段がかかるらしい。

 

こうして僕の引っ越しから数週間後、同居人ちゃんの引っ越しが行われた。

僕のときに担当してくれたおじさん達もメンバーにいたので、思わず「お久しぶりです」ってあいさつした。

 

僕のときに大型トラックを使えないと学んだおじさんたちは、同居人ちゃんのときは軽トラでピストン輸送するという新技を繰り出してきた。

軽トラならギリ入れると、前回のときに確認していたらしい。

おじさん達からしても数週間ぶりの勝手知ったる現場なので心なしか搬入がしやすそうだ。良かった。僕のときの苦労は無駄ではなかった。

 

こうして無事に同居人ちゃんの引っ越しも終わり、本格的にルームシェア生活がスタートしたのであった。

 

つづく。

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~おまけ~

あのツバメは同居人ちゃんの入居と入れ替わるように無事に巣立ちましたとさ。

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物件が決まったので、京都移住に向けて準備する話

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あらすじ

職場がリモートワークを恒久化したので、京都へ移住しようとしている僕。

紆余曲折を経てやっと物件の契約まで進んだよ。

 

最初から読む(1話)→

bubuzuke-mogmog.hatenablog.com

 

物件が決まるところはこちら(6話)→

bubuzuke-mogmog.hatenablog.com

 

親への連絡

物件が決まったので、今さらだけど親にも京都へ移り住むことを報告することにした。

親元を離れて十幾年とはいえ、住居も職場もずっと関東から出たことはなかった。そんな息子がまさか関西にいきなり移住するなんて思ってもいないだろうし、報告くらいはしておかないとね。

 ということで久々に親へ電話してみた。

 

僕「あのー、ご報告がありまして。急な話なんだけど京都に住むことにした。」

親「えー京都?いいところじゃんー!今度遊びに行くね!!」

即答だしノリが軽い。

・・・この親にしてこの息子ありである。

 

挙句、遠い親戚が京都に住んでるらしくて「ご縁だねー」なんてのんびりした事を言っていた。ついでに「引越祝いに」とお小遣いまでもらってしまった。

引っ越し代で消し飛んでしまうが、ありがたく使わせてもらおうと思う。

 

契約手続き

勢いに任せて同居人ちゃんの家の解約手続きをしてしまったので、気が気じゃない僕ら。(自業自得)

一刻も早く新居のカギを手に入れて安心したいものの、物件の契約書には保証人のハンコが必要だったりして、僕の地元の埼玉に郵送して親に捺印してもらった後に京都まで戻してもらったりと、イチイチ時間がかかる。

僕はもう京都に滞在してしまっているので、自分の住民票ですら、すぐには手に入らないのだ。

マイナンバーカードがあればコンビニでも出せるらしいのだが、あいにく作っていなかった・・・。

住民票1枚手に入れるためだけに、新幹線で往復3万円近く払うというのも馬鹿らしいし、委任状を送って代理人に取得してもらうのも時間がかかる。

なるほど、移住というのはこういうところで手間がかかるのだ。(僕のように無計画に移住する人は少ないとおもうが)

 

こう言った一連の作業に、2週間ほどを要した。

ここまで来て「やっぱり貸しません」となるわけはないのだが、なにしろ旧物件の解約申し込みをしてしまった僕ら(というか同居人ちゃん)にとっては、ちょっと不安な2週間だった。

 

鍵の引き渡し

契約に関する長いやり取りが終わり、不動産屋から鍵の引き渡しの連絡がきた。

受け取り場所は新居で、大家さんが直接わたしてくれるらしい。

・・・いちいち大家さんが直接出てくるなぁ。

 

京都への移住をできるだけ波風立てずにクリアしたい僕は、あらかじめ同居人ちゃんとも相談して、大家さんへご挨拶の手土産を用意しておくことにした。

 

僕「大事に住ませていただきます。これからよろしくお願いいたします。これ、つまらないものですが・・・」

奥さん「あらー、私は純粋な京都人じゃないからそんなの大丈夫なのにー。」

 

手土産を渡したら笑っていたけど、「純粋な京都人相手ならちゃんと菓子折りくらい必要だぞ」と暗に警告されているようで逆にちょっと怖かった。

 

さて。

鍵を受け取ってご挨拶もしてミッションコンプリートと思いきや、今日大家さんがわざわざ直接出てきたのには理由があるらしく、僕らに伝えたい事があるらしい。

 

大家さん「備え付けの家具について、一品ずつ現況確認をさせていただきます。」

 

例の物件に備え付けられた、いらない家具類である。

大家さん「テーブルがこれ。イスが4脚。乾燥機がこれ。マニュアルがここにあって、基本操作はこんな感じ。リモコンはこれ。」

大家さん手作りのリストを渡されて、一つ一つ説明を受けることに。 

どれだけ丁寧に説明されても、結局は1つも使用する予定がないモノたちなので、全部バラして押し入れにぶち込むことになるんだけどね・・・。

内心そんなことを思いながら聞いていたら、

 

大家さん「勝手に捨てたりはしないでくださいね」

 

念押しされてしまった(笑)

 

頼むから捨てさせてくれ・・・!!

拷問のような時間の後、やっと正式に鍵を預かることができた。

 

ご近所へのあいさつ

京都への移住をできるだけ波風立てずにクリアしたい僕らは、ご近所への挨拶まわりもちゃんとする。

とはいえ一人でご近所をまわるのはちょっとだけ不安だなーと思っていたら、大家さんが紹介がてら一緒に来てくれた。良い人だ。

 

町内会の顔役の人は優しそうなおじいちゃん。

とりあえず顔役の人の家には何回か顔出して、味方につけておいて損はなさそうだ。

 

隣の家のおっちゃんもまぁまぁ感じが良い。

こちらにも日ごろから挨拶とかをして、良好な関係を築いていこう。

 

2軒隣のおばあちゃんは、愛想はないけど害意もなさそうな感じ。

おそらく過度に干渉してくるタイプではなさそうなので、よほどのことがなければご近所トラブルにもならなかろう。

 

3軒隣のおじいちゃんは、なかなかに曲者感が漂っていた。

なにしろ玄関で話しかけた時点から拒絶モード。よそ者嫌いなのかな?要注意な感じだ。

 

人当たりの良さにはちょっとだけ自信のある僕なので、少なくとも悪印象を与える事はなかったと思うが・・・とりあえず最初はこんなもんかな。

 

そういえば、どこの家だったか忘れちゃったけど、こんなやり取りがあった。

 

ご近所さん「長く住まれる予定なんですか?」

僕「そうですねー。しばらく(少なくとも数年は)住ませていただくつもりです。」

 

無難に世間話をこなしたぞ!ってドヤ顔で報告したら、同居人ちゃん(京都人)にツッコミを受けた。

 

同居人ちゃん「京都で”長く”っていうのは、”3代先まで"住むって意味やで」

 

・・・相変わらずの京都である。

 

共同管理のための口座づくり

僕と同居人ちゃんは基本的に別の財布で生活するのだが、同居生活上どうしても共同の財布を持っていた方が便利なケースも多い。

家賃、水道光熱費、消耗品費などである。

ということで、共同管理のための口座を作り、毎月それぞれで定めた金額をそこに振り込む運用をすることに決めた。

上記のように共同となる出費はこの口座から支払い、半年に1回、不足分や残金を確認して大清算祭りを実施する予定だ。

 

表札をつけるぞ

あと細かいことでいうと、玄関に表札を付けた。(形から入るスタイル)

表札と言っても立派なものではなくて、郵便受けにカード入れがついていたので、名前を印刷してはめ込んだだけなんだけど。

でも、自分の表札を玄関につけるのなんて初めてだ。一戸建てって感じがしてドキドキする。

 

郵便受けのカギは指紋認証の電子錠にしてみた。

鍵で開けるタイプの南京錠も、番号式の鍵も、単純に面倒だからだ。

 

 

「2021最新版」シリーズの安物なので、認証精度などのクオリティを心配していたが、今のところ快適に使えている。何度か雨も降ったけど問題なし。

最近の中国製品は本当にあなどれない。

 

インターネットをひくぞ

そろそろ忘れかけている方も多いと思うのだが、僕が京都に移住を決めたきっかけは「勤め先が恒久的なリモートワーク体制になり、出社しなくてよくなった」からだ。

快適なリモートワーク環境を実現するためには、新鮮なインターネット回線の確保が必要不可欠である。

新居にはインターネットが通っていないので、自分で契約してネットを引く必要がある。「自由に工事してください」とオーナーさんからもOKをもらっている。

 

前回の物件でインターネット回線の開通に大変な苦労をさせられたことは記憶に新しい。(トラウマとも言う)

 

【参考】

bubuzuke-mogmog.hatenablog.com

 

同じ轍は二度と踏みたくないので、速攻でネット会社に連絡して、契約の翌日に来てもらった。

前回の知見を活かしてあらかじめ自分でも物件の下調べは十分に実施済み、光回線の侵入ルートも想定済みだ。

「さすがにこの家であれば労せずネット回線が引けるだろう!」と、ドンと構えてネット会社の工事担当者を迎え入れた。

 

しかし、工事担当者さんがなにやらソワソワしていて挙動がおかしい。

「何かトラブルかな?」と思って観察していると、なんだか隣の家や、周りの家に入って行って話をしてる。

 

僕「どうかしたんですか?」

業者「このあたりのエリアでは工事にめっちゃ気を使うんです。古くから住んでる方が多いので礼儀とか格式をすごく気にされるんで・・・」

僕「え!?そんなレベルですか?」

業者「回線工事1つでも、今から工事しますって断りを入れておくか否かで全然変わりますね。」

僕「ネット工事くらい誰でもするのでは・・・?:」

業者「基本的にこの辺は、新しく住む方は歓迎されてないことが多いです。ちょっと前は勝手に民泊とかに使われて外国人が出入りしちゃうみたいなことも良くあったので。この家もまず警戒されてるでしょうね。」

僕「・・・(恐れ)」

 

恐怖でしかない。

 

とにかく、無事にネット開通日が決まったので引っ越し準備に入るぞ!

 

つづく。

 

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~おまけ~

まだ借主さえ引っ越してないのに、新居に新たな同居人がご成約した。

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人んちの玄関に巣なんて勝手に作りやがって・・・。玄関前がフンだらけじゃないか。

 

 とりあえずウンコ爆撃だけは対策をしておかないといけないので、ウンコ除けを作ることにした。

ただ箱を置くだけでは味気ないので「ツバメ観察全国ネットワーク」の型紙を使わせてもらった。

f:id:bubuzuke_mogmog:20210718021234j:image

かわいいツバメのイラストが目を引くのか、道行く人が巣を見上げていく。

ご近所さんからも「ひな孵りましたね~」とか声をかけてもらえて、ご近所づきあいにも良い効果をもたらしてくれている気がする。

 

「ツバメが巣を作る家は縁起がいい」なんて言うし、無事に巣立つまで見守っていこうと思っている。

 

続き

bubuzuke-mogmog.hatenablog.com

 

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テレワークになったので京都で物件探しを始め、やっと家が決まった話

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あらすじ

職場がリモートワークを恒久化したので、京都へ移住しようとしている僕。

良い物件があったので申し込んだら「東京人には貸せません」って断られたよ。

京都の洗礼を受けて、僕の物件探しは振り出しに戻ったよ。

 

最初から読む(1話)→

bubuzuke-mogmog.hatenablog.com

 

京都の洗礼はこちら(5話)→

bubuzuke-mogmog.hatenablog.com

 

 

物件が決まらない

引き続き、ひたすら物件探しをする僕。

不動産屋をめぐり、SUUMOやアットホームとにらめっこを続ける。

 

「狭い、駅から遠い、水回りが古い・・・」

 

なかなか良い条件の物件が見つからない中、1つ悪くなさそうな物件があったので、話を聞きに行ってみたのだけれど、

 

不動産屋さん「家賃のほかに駐車場費用が必要です」

僕「やめときます(即答)

 

駐車場代として強制的に+1.5万円かかると言われ、丁重にお断りした。

(選択の余地なく強制なのであれば、それは家賃の中に入れておいて欲しい。)

 

こちらが高望みなのかもしれないけど、長く住む家だし妥協はしたくない。

これは長引きそうだ・・・。

 

ノーマークの町屋風一軒家

長期化する物件探しに焦れてきた頃、前から認識だけはしていた町屋風一戸建てが改めて候補に挙がった。

間取りは悪くないし立地も最高なんだけど、2年の定期借家(2年後には出ていかないといけない)なので除外していた物件である。

 

部屋探しのあまりの難航っぷりに、

「もはや2年でも良いのでは?」

という思いがよぎり始めた僕らは、とりあえず見るだけということで、内見を申し込んだのだった。

 

内見の結果は上々

実物を見てみると、予想より良かった。

築100年を超えてる家なんだけど、中身は5年前に改修リフォーム済みでとてもキレイだ。

他にも、間取り図だけ見て「なんか狭そうだなー」と思ってた部屋が想像以上に広くて使いやすそうだったり、天窓がついてて明るかったり、ビルトイン食洗機がついてきたり、収納が多くて使いやすそうだったり。

図面だけ睨めていても分からない、隠れた良スペック物件である。

 

これは良いのではないか!?

と思ったのもつかの間・・・、この物件にも落とし穴があった。

 

なんと、家具がついてくるのだ。(いらない)

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このおばあちゃんちの内装みたいなソファとか、変なデザインのテーブルとか、年式の古い家電とか、そういうのが付属してくるらしい。

大家さんからすると「揃ってて便利でしょ?」っていう心遣いなのかもしれないけど、このクラスの大きさの家に引っ越そうとしてる人って、家具も家電も普通に持ってると思うんだよなぁ。

つまりどう考えても、邪魔でしかない。

 

同居人ちゃん「家具をどうにかしてくれなきゃ住みたくないよね」

僕もまったくの同感である。

 

これは・・・交渉が必要だな。

 

オーナーと直接対面

話が前後するが、先ほどの内見には、オーナーさんが直接参加していた。不動産屋さん(仲介業者)だけだと思って内見に行ったら、突然のオーナーさんとの直接対峙が待っていたのである。

内心ビビりつつ話をしてみたところ、とても穏やかなお金持ちのマダムって感じで良さそうな人だった。

たぶん借り手がヤバそうなヤツじゃないか、オーナーさん直々に見に来たんだと思う。

 

この家は、設計からオーナーさんが手掛けて内装リフォームしたらしく、とにかくすべてに思い入れ()が強くて、自ら説明したくて仕方ないって感じで僕らの後をひたすらくっついて来られた。ドラクエのパーティーみたいだ。

(話を聞いてると、井戸を埋めたり、現代の耐震基準に合わせて梁を増やしたり、町屋特有の急階段をなだらかにしたり、確かにリフォームってレベルじゃないぐらい手がかけられていた。)

本当はいろいろ自由に計測とかしたいし、厳しめの質問とかも不動産屋さんにしたかったけど、こうベタ付きされては落ち着いて内見ができない。

 

とはいえ、せっかくオーナーさんと直接話せる機会だ。

前の物件でオーナーに断られたトラウマがある僕は、この場で確認しておきたい事を切り出してみた。

 

僕「あの・・・僕、東京からの移住なんですけど大丈夫ですか?」

オーナーさん「あ、リモートワークってやつですね!前の住民さんもリモートワークでしたよ。」

 

お、話が早そうだぞ?

 

オーナーさん「フランスからいらっしゃった人でねぇ」

 

フランスwww

前の物件のオーナーさんはリモートワークが理解できない頭の堅い人だったけど、こっちはこっちでスケールがでかすぎて笑う。

 

オーナーさんと世間話をいくつか交わし、最後には「あなたならちゃんと住んでくれそう」的なことを言われた。おそらくオーナー審査は合格ってことだな。

人当たりの良さにはちょっと自信のある僕なのだ。

 僕が東京人であることを理由に断られることもなさそうだし、あとは家具問題さえ解決できれば100点だ。

 

家具付きの理由

ドラクエオーナーさんの説明を総合すると、この物件はもともと自分の親を住ませるために家を買ってリフォームして、家具やらなんやらを揃えていたものらしい。

洗濯機や冷蔵庫、ソファにベッド、変なデザインのテーブルまで「そのまま住める」レベルで全部あるのはそのためだ。

しかし、もろもろの準備をしてるうちに、親がお亡くなりになってしまったらしい。住む人がいなくなったけれど、まだ一式新しいし使えるし・・・ってことで、処分するのも忍びなくてそのまま賃貸に出してるのだとか。

 

オーナーさん「この家は私の物置ではないって分かってはいるんですけど・・・うちにも置くスペースがなくて、思い入れのある家具も多いので、使っていただければ・・・」

僕「なるほど、この机とか良さそうですもんね(全力のお世辞)」

?オーナーさん「それは100万円くらいのものなんです。お好きに使ってください。」

 僕(絶句)

 オーナーさん「もし邪魔だったら、すみませんがどこかの収納スペースに押し込んどいてもらえれば良いので・・・」

 

ブルジョワすぎてついていけず、思わず絶句してしまった。

 

しかしどんなに良い物であっても、洗濯機とか冷蔵庫とか変なデザインのテーブルとか、僕らにとってはやはり邪魔でしかないのである。

特に洗濯機については、最新最強のやつ(↓)を買ったばかりだ。

 

bubuzuke-mogmog.hatenablog.com

 

僕「すでに洗濯機とか冷蔵庫は持ってるので、できれば自分たちのを使いたいんですが・・・」

オーナーさん「うーん、ではもし契約していただけるのであれば、冷蔵庫と洗濯機だけでよければ処分を検討します」

 

ということで、渋々ではあるが冷蔵庫と洗濯機だけは破棄してもらえることになった。

まぁまぁの譲歩ラインであろう。

100万円のテーブルはどこかの収納の奥にでも放り込んでおくことにしようw

 

2年縛りについて

もう一つの懸念点が、この物件が2年縛りの定期借家であるということである。

2年縛りだとすると、1年くらい住んだらもうすぐに次の物件さがしを始めないとって感じになってしまうので、ちょっと忙しい。

 

しかしこの心配は、オーナーさんからの言葉によって杞憂であることが判明した。

 

オーナーさん「ちゃんと住んでいただけるなら、2年後に更新します。更新料も要りません」

 

あれ?話が違うじゃないか?

どうやら、自分の思い入れのあるこの部屋に住む人はオーナーさん自らがちゃんと納得して決めたいらしく、それゆえの定期借家契約なのだとか。

「ちゃんと住んでくれる人には喜んでお貸しします(ちゃんと住んでくれないなら2年で追い出すけど)」ということらしい。

確かに、この部屋すごく条件が良いから、悪い人とかに貸したら勝手に民泊とか始めそうだもんな。わからんでもない。

 

町内会

この町も、町内会活動はやっぱりあるらしい。

オーナーさんの方から直接「入ってくれ」とお願いがあった。

一応、繰り返し「強制ではないので~」って言われはしたけど。

※要するに強制らしい。京都に慣れてきた僕である。それくらいはわかるようになったのだ。

 

 前の物件に申し込んだ時点で、すでに町内会の覚悟は完了してるので無問題だ。 

詳しく内情を聞いてみると、そんなに活動が大変であるという事もないらしい。

年に1回くらいの掃除と、同じく年に1回くらいの食事会。あとは回覧板を回したりするくらいだとか。

それくらいなら大丈夫そうだ。良かった。

 

ただ1点だけ、

引っ越した後に、周辺の家の人に挨拶周りをすることを強くお勧めされた。

 

大家さんも純粋な京都人ではないので、この家を買ったときに

「挨拶まわりとかぜんぜん気にしなくて良いです」

っていう京都人の言葉を信用してあいさつ回りしなかったら、ご近所中から怒られるという痛い目をみたことがあるらしい。

 

もー。そういうところやぞ京都!!

(ちなみにあいさつ回りをしたらしたでいろいろ言われたらしいwそういうとこやぞ京都!!)

 

僕「あいさつ回りって、どのくらいの範囲に行けば良いんでしょうか?」

 オーナーさん「2軒隣の○○さんが昔から住んでる人で、80歳くらいのおばあさんでねぇ。その隣の△△さんも昔から住んでらして、そっちも80代くらいでね、この2件は挨拶しといたほうが良いです」

僕「なるほどー」

オーナーさん「それと、むこうの××さんが町内まとめてる人だから、ここにも行っておいた方が」

という感じで、スラスラと周辺住民の情報が出てくる出てくる。

オーナーさんめっちゃ詳しいな。よっぽど過去に痛い目みたんだろうなw

そして、ジジババの上下関係把握が面倒くさすぎるwそういうとこやぞ京都!!!

 

新居の賃貸を申し込んだ

内見後、ランチをしながら同居人ちゃんと相談。

 

「悪くなかったねー」

「図面で見てた想像よりでかかった」

「大家さんも言ってたけど、和室は京間仕様だから同じ8畳でも普通のマンションの8畳の1.3~1.4倍くらいの広さがあるらしいね」

「間取りも良いよね。2人それぞれの部屋がしっかり確保できるし」

「家具が邪魔だけどまぁ収納に押し込んどいたらいいし」

「よし!申し込むか!!」

 

10分くらいで決断して、その足で不動産屋に再訪して申込書を書いてきた。

内見から1時間後のことである。

思い切りの良さと行動力にはちょっとだけ自信がある僕たちなのだ。

 

いま住んでる物件の解約

同居人ちゃんが今住んでいる物件の賃貸契約を確認すると、「2か月前退去告知必須、退去時日割り計算がない」らしい。

つまり、2カ月前の月末までに「退去したいです」という旨を伝える必要がある。

 そして今日は5月30日、月末ギリギリである。

 

ソッコーで管理会社に電話で確認してみたところ、5月31日までに退去告知をすれば7月末までの家賃ですむが、6月1日に申し出たら8月末までの家賃が発生してしまうという。

f:id:bubuzuke_mogmog:20210607191804j:plain

 

同居人ちゃん「クソ契約すぎる・・・」

 

契約のときに説明を受けているはずなのに、この言い様であるw

 

同居人ちゃん「明日まで(5月中)に解約しなきゃだけど、新しい物件まだ正式に借りれるか決まってないけど大丈夫だと思う?」

 僕「あの様子なら今回は大家さんから断られることも無いと思うし大丈夫なのでは」 

 「よし、解約するか!!」

 

10分くらいで決断して、その足で解約申込書を提出してきた。

新居の内見から3時間後のことである。

思い切りの良さと行動力にはちょっとだけ自信がある僕たちなのだ。

 

これでもし家が借りられなければ、同居人ちゃんは2か月後には住むところがなくなってしまう。

いよいよ後に引けなくなってきたぞ!

 

つづく

 

bubuzuke-mogmog.hatenablog.com

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【雑談】引っ越しする全ての人たちへ。ネット環境の確認を怠るな!

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本編の進行からは少し遡ることになるが、埼玉県に引っ越した時に発生したネット環境構築の戦いについて記しておこうと思う。

東京の企業に勤め東京に住んでいた僕は、勤め先のリモートワーク移行により埼玉に移住することにきめた。

 

※詳細はこちらより(第一話)

bubuzuke-mogmog.hatenablog.com

ここで、新居のインターネット環境がまったく整っていない事に引っ越し後に気づくというハプニングが起こったのだ。リモートワーク民にとっては致命的な事件である。

せっかくの新生活が台無しだ。

 

誤解のなきように言っておくと、ネット環境については部屋を契約する時点できちんと業者に確認した。「リモートワークします」と言っているのにネット環境が整っていない部屋に住むわけがない。

原因はシンプルで、物件情報が間違っていたのである。

まさかと思うかもしれないが、ネット技術などにおいては不動産屋さんも素人。これは本当に誰にでも起こりうる罠なので、新居の部屋探しをしている全ての人に読んでほしい。 

とりあえずモバイルwifiを契約

最近は物件にインターネット環境(プロバイダ契約含む)があらかじめ備え付けてあって、引っ越し直後から無料(ないし家賃に内包される形で)インターネットを使える物件も増えてきているが、大概の物件はどうしても入居後に自分でプロバイダー契約などが必要になる。そのため、引っ越し直後から回線が開通するまでは、インターネット環境の空白期間ができてしまう。

時期によっては1月以上待たされることもあり、僕のようなリモートワーク民には死活問題だ。

 

この空白期間を埋めるため、引っ越し直後にまずはモバイルwifiを契約した。

1日10GBまで使えるプランで、実測の回線速度も数十Mbpsを出してくる、4G環境においてはなかなかに優秀なやつだ。

 

しかし、最初は1日10GBもあればなんとかなるだろうと思っていたのだが、いざやってみるとリモートワークを安定してこなすには全然足りなかった。

テレカン(いわゆるリモート会議)をPCでやっていると、議事進行に映像共有などを駆使する会議が多くあるので、どんどん残り通信量が減っていく。(いわゆる「ギガが足りなくなる」状態)

会議の多い日の遅い時間になると通信速度制限がかかってしまい、低速回線で息も絶え絶え「回線が遅くてスイマセンスイマセン」と議事進行を妨げる事態に陥ってしまった。

 

なにより深刻なのが、常に「ギガが足りない」焦燥感に追われ続けることになるので、仕事前後のプライベートな時間に趣味のインターネットをすることもできないのだ。

これでは満足に息もできない。

ということで、仕方なく2台目のモバイルwifiを契約することにした。

 

少々パワープレイではあるが、この試みは成功だった。

1日20GBくらいになってくると多少の余裕が生まれ、仕事後に(画質を落とした状態ではあるが)Youtubeなどを楽しむこともできた。

※ちなみに、ちょうど楽天モバイルが0円キャンペーンをやっていたので、追加料金はかからなかった。楽天ありがとう。

 

ただし、当面の仕事においては「なんとかなった」とはいえ、あくまで応急処置の範囲である。

仕事をしていたらバックエンドで知らぬ間にアプリの大規模更新が走っていて、いつの間にかギガが空っぽになっている事件が発生したり、その後もトラブルが続出した。

5G電波が自宅まで届くようになればまた世界が変わるのかもしれないが、4G状況下におけるリモートワークでは、モバイルwifiだとまだまだ力不足感が否めない。

やはり光回線は必須といえる。

 

とにかく早急にNTTに連絡が必要である。

 

マンションに光回線が入っていない

「え・・・?(絶句)」

NTTの人から電話でそう伝えられた時の、リアルな僕のリアクションがこれである。

 

繰り返しになるが、部屋を契約する前にネット環境については物件情報を熟読したし、不動産屋にメールと口頭でもそれぞれ確認した。

 

それなのに、引っ越しが終わってから

・このマンションには光回線が入っていない

・新しく引くこともできない

という事実を伝えられたのだ。

 

そもそもマンション自体にいわゆる「マンションタイプ」の設備がないので、部屋に光回線が入っていないどころか、一昔前にあった「VDSL方式」での開通すら無理であるとの事だった。

VDSL方式とは、マンション敷地までは光回線で引き込み、マンション敷地内はいわゆる普通の電話線(メタルケーブル)で部屋まで分配する古の方式で、古い「インターネット対応物件」でたまに見かける。最大でも100Mbpsしかでないウンコ。

 

築10年そこそこのマンションなのにネット非対応とは・・・。

他の住民はどうやって息をしているのだろうか?

 

もはや個別契約しかない

マンションタイプの設備がないのであれば、もはや個別契約で専用線を直接部屋まで引き入れるしかない。いわゆる「ファミリータイプ」契約である。

ただし、個別契約には物件オーナーの承認が必須だ。

回線を部屋まで物理的に引き込むためには多少の工事が必要になるので、これについて許可をもらう必要があるためだ。

 

「インターネット対応である」という偽情報を掴まされていた僕は、本当はわめき散らしたいほどの怒りを押し殺しながら、努めて紳士的に不動産屋に連絡した。メールにもネット環境に関する質問と回答の証跡がしっかり残してあるので、完全にこちらの立場が優位である。

「オーナーにダメと言わせるな」を幾枚かのオブラートに包んで不動産屋に伝え、(半ば無理やり)個別契約の許諾を得た。

 

「これでなんとかなる。」

一瞬そんな事を思いもしたが、ところがどっこい「なんとかならなかった」から本記事グを書くタイピングが止まらないのである。

 

個別契約すらできない

「あー・・・これは、ダメですね。回線引けません。」

回線工事の下見にきた施工業者の口からため息が漏れる。

 

マンションに個別回線を引き入れる場合、電線からMDF(主配電盤)と呼ばれるマンション内の集約設備にまず光回線を引き込み、そこから室内用の配線に切り替えて、共用部の配管を通して各階に到達、各階に置かれるIDF(中間配電盤)と呼ばれる中間集約設備を経由して、部屋まで回線を引っぱり込むというのが一般的な方式になる。

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賃貸物件なので壁にドリルで穴をあけるわけにもいかず、既存の設備や配管などを利用するというわけだ。

僕の物件にも主に電話線用途でMDFとIDFが存在していたため、自分の部屋がある階の共用部まではなんとか回線を引き込むことができるようである。

 

ここから部屋の中へ光回線を引き込むわけだが、配線の類は天井裏や壁の中を通っている。(廊下や天井にむき出しのまま走っていたら、家じゅうケーブルだらけになってしまうから当然である)

工事のために壁や天井を引っぺがすわけにもいかないので、通常の物件では既存の電話線を通している管を利用して、管の中に押し込む形で部屋まで光ケーブルを持ってくるらしい。

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※配管の中を通る電話線のイメージ

 

が、この物件は電話線を裸のまま天井裏に通しており、この配管がないのだという。

ガイドとなる管がない状態でいくら線を押し込んだところで、天井裏の変なところにひっかかっておしまいだ。(※既存の電話線が断線したらメンテナンスどうするつもりなんだ?)

 

もうこれは物理の問題なので、どんなにゴネたところで覆しようがないやつだ。 

「いや、今さらそんなこと言われても・・・」 という感じであるが、あまりにも無情な仕打ちである。

 

※ちなみに、低層階であればMDFやIDFを経由せず電線から直接ベランダに回線を引っ張って、エアコン用の排気ダクトの隙間から部屋の中に到達させるというパワープレイも可能であるが、これは「物件と電線の距離が十分に近い事」と「3階までの低層階であること」という条件があり、僕の物件では実施することはできなかった。

 

力ずく(物理)で光ケーブルを引いてみる

諦めの悪さと調査能力にはちょっとだけ自信のある僕は、いちど無理だと言われたくらいでは引き下がらない。

NTTの技術ページをひたすら読みふけり、「隙間配線インドア光ケーブル」という特殊な引き込み方式があることを見つけてきた。

これは、配管などがなく回線が引き込めないマンションにおいてドアのわずかな隙間からケーブルを引き込む特殊な技術で、近年実用化されたものらしい。

 

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※公式サイトより引用

 

なんだかんだとNTTは頑張ってるじゃないか。

よし!これを使ってもらおう!

 

施工事例がないからできません

NTTの電話窓口で言われた言葉に、ふたたび耳を疑った。

 

「このあたりの地区では施工事例がないので工事できません」

 

まぁそりゃ新技術だから施工事例がないくらいのことはあるだろうけどさ・・・。

でもNTTの公式サイトに掲載された正式な技術だよ?

公式サイトにも「お気軽にお問い合わせください!」って書いてあるじゃない?

それを「できない」なんてことある?

 

ここまできたら、こちらも意地である。

他の地区での施工事例はいくらでも検索すれば見つけられたので、施工事例がないのは怠慢なだけであると確信し、何度断られても交渉交渉また交渉。

「事例がないのは断る言い訳にはならない」

「できないのであれば事例のある地区から工事業者を回して」

「誰でもみんな最初は初めてなんだからウチを最初の事例にしてみなよ」

NTT東日本の電話オペレータのお姉さん、めんどくさい客でホントすまんかった。最後の方、声暗かったよね・・・。

 

というわけで、無事(?)にインターネットに繋がったのだった。

 

2020年12月24日のことである。

メリークリスマス!

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ちなみに、ここまでで交渉開始から2か月かかっている。

モバイルwifiで乗り切るのは正直かなりしんどかった。

 

ネット環境は、部屋の契約前にマジでしつこいくらいに確認したほうが良い。

 

引っ越し前に確認すべきポイント

・マンションに光回線がきているか

・MDFなどの集約装置から各部屋まで光回線がきているか

・来ていない場合、引き込み工事が可能であるか

・引き込みのためのMDF、IDF、配管が全て揃っているか

・プロバイダー選択は自由か?

auひかり、NURO光など他社回線の選択肢はあるか(後者ほど強い)

 

 

ちなみに余談であるが

・CATVインターネットはウンコ(下りはともかく上りが10Mbpsとかしか出ない)

VDSLはインターネット対応とは言わない(きょうび有線100Mbpsはありえない)

・インターネット無料物件は地雷原(P2P通信ができずゲーム対戦に非対応だったり、速度制限があったり、共用すぎて時間帯でクソ遅くなったりする)

 

ときどきインターネット完備を謡いながら、ふたを開けるとこういったマンション側が用意した専用回線だけしか使えず、結果不便な思いをするみたいなこともあるので、回線速度や回線仕様、契約会社なども事前確認しておくことをオススメする。

 

ネット環境構築のために、本当に時間と労力を持っていかれたので、引っ越しを検討している人の被害をこれ以上増やさないためにコレを記し、僕の苦労を供養することとする。

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テレワークになったので京都で物件探しを始めたら、京都の洗礼を受けた話

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あらすじ

勤務先がリモートワークを恒久化したので、京都への移住(+友達とのルームシェア)を検討している僕。

SUUMOとにらめっこしてとても良い一軒家を見つけたから、不動産屋さんに申し込んだよ。

 

最初から読む(1話)→

bubuzuke-mogmog.hatenablog.com

 

前回の記事(4話)→

bubuzuke-mogmog.hatenablog.com

 

物件を申し込んだよ

「この物件とても良いですね!申し込みます!」

思い切りの良さと行動力にはちょっとだけ自信がある僕である。

すぐにTさん(不動産屋のお兄さん・前記事参照)へ申込書を提出した。

すると、運よく一番最初の申込だったようで、仲介業者の方でいったん手続きが終わるまで仮止めをしてくれることになった。

 

まずは保証会社の審査だ。

一般的に、犯罪歴やら滞納歴やら支払い能力の有無やらを審査されると言われている。

犯罪も滞納もしたことはないのでここはまぁ問題ないであろう。

支払能力に関しても、そもそも今埼玉で独り暮らししている物件よりこっちの物件の方が安いくらいなので、通らないはずがない。

案の定、一瞬で審査通過の連絡がきた。

 

あとは一応、貸主(オーナー)が申込書類を確認して、OKしてくれれば住めるとのこと。

そもそも、早く人に貸したくて一度値下げまでしている物件だ。

不動産屋さんとのやりとりもスムーズにこなしているし、保証会社の審査も瞬殺できる程度には社会的信用度のある僕である。

まさか断られる事なんてないだろうし、そろそろ荷物の整理やら、引っ越し業者の選定も考えておかないとな!

 

結果・・・

 

断られましたw

 

・・・え???

 

京都の洗礼

そんな馬鹿な!?

 

僕「えっと・・・どういう理由で断られたかって分かりますか?(震え声)」

 

Tさん「申し上げにくいのですが・・・東京の企業で働いているという環境をご理解いただけなかったみたいで・・・」

 

僕「いやいや、東京の企業とはいえ、テレワークなので出社する必要がないんです」

 

Tさん「もちろん私は理解していますが、貸主さんが頭の堅い方みたいで。

今はコロナだから出社してないだけで、コロナ終わったら東京帰るんですよね?

短い期間で退去されるのはちょっと・・・とのことです」

 

僕「会社の仕組みとして恒久化したので、コロナ終わってもテレワークなんですけど」

 

Tさん「新しい働き方すぎてご理解いただけないようでして・・・。」

 

僕「そもそも物件の契約事項に“6カ月以内の退去には違約金“っていう特約がもともとついてたじゃないですか?たとえば、これを1年や2年縛りとかに伸ばしてもだめなんですか?」

 

Tさん「僕もそれは言ってみたんですけど、結局のところ「東京の会社にお勤め」という時点でちょっと印象が悪かったみたいで・・・。京都に住む理由がわからないと訝しがられてます。」

 

僕「え?結局は”東京の人だからダメ“ってことですか?」

 

Tさん「そんな感じです・・・。」

 

まさかの、「他所さんにはお貸しできまへん」っていう理由だったw

 

社会的信用度で殴り返してみた

僕の所属する会社はいわゆるホールディングスの子会社という形なので、申込書に提出した企業名だけを見ると一般的には通りが悪い。

「よくわからない新興企業がテレワークとかいうさらによくわからない事をしている」のではその反応も納得である。

しかし親会社の企業名であれば、数十年の歴史があり、恐らく誰でも知っているくらいには知名度の高い大企業である。

僕は親会社の方にも兼務という形で籍があって、そっちの名刺も持っている。親会社の名前を出してみると、また信用度が変わるかもしれない。

ついでに言えば僕の社内での立場は、自分の働き方くらい自分で決められる程度には裁量をもった役職者である。

さすがにこの会社名と役職名を出せば、泣く子も黙るのではないか?

 

その日のうちに自分の名刺をTさんに提出して、「立場はしっかりしている人なので、裏切るようなことはしない」事を伝えてもらうよう頼んでみた。

ついでに、意味があるのかはわからないけど、「これが決まったらTさんに寿司おごります」と余計な一言も付け加えてみた。

 

意味なかった

・・・。

 

意味なかった!!www

 

どうやら“東京の企業”という最初の印象の時点で、貸主さんが「NG」モードになってしまったようで、何を言っても聞いてもらえない感じである。

社会的信用度にはちょっと自信があった僕であるが、まさか家を貸してもらうことすらできないとは・・・。

なんという京都みであろうか。

 

たしかに「京都らしいヤバい人がいたらブログにしよう!」なんて考えていたけどさ。

いきなりMAXにヤバいじゃないか!

 

・・・ブログが捗ってしまうではないか。

 

京都の友達曰く

「京都ってみんなこうなの?」

京都で生まれ育って京都で家を買った友達Sに聞いてみた。

 

S「社会的信用度で殴り返すなんて逆効果ですよ!(即答)」

 

そもそも京都人の感覚からすると、創業数十年程度の企業なんてどこの会社も有象無象だそうで。

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とのこと・・・。

 

京都みがすぎんか?

 

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そもそも理屈じゃないんだろうなぁ。

 

こうして、早くも京都移住計画は暗礁に乗り上げたのだった。

つづく。

bubuzuke-mogmog.hatenablog.com

 

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